Greg Lander

グレッグ・ランダー

米国社長

業界での経験:30年以上
専門領域:電力・ガス関連技術、M&A、連邦エネルギー規制委員会(FERC)関連全般、市場評価、シナリオモデリングによる事業性評価
学会・受賞歴:現在の北米エネルギー規格委員会(NAESB)の前身である、ガス業界標準策定機関(GISB)の創設メンバーの一員。同委員会役員歴20年。

当社の社長職の任務に加え、お客様のM&A支援の指揮を執る。連邦エネルギー規制委員会(FERC)や州政府などに対し、お客様やGISBに代わって、法的手続き、仲裁等に関し代理証言を行うなど、電力・ガス業界のエキスパートとして広く知られている。また、トランス・キャパシティ社を設立し、社長兼最高技術責任者として、商取引をコーディネートするEDI (電子データ交換)システムの設計から導入・運用までを統率。GISBの創設メンバーとして、通信のプロトコルや標準を策定することに取り組み、ビジネスプラクティスや規格解釈などの分科会の委員長も務める。

各案件毎に10億ドルを超える州際パイプライン事業の買収案件に関し、買い手企業数社の買収監査(デューデリジェンス)を実施した経験を有する。また、これまでにFERCによる料金審理、サービスの改訂、容量配分に関する請求などに関し、需要家、地域配給会社、発電事業者、自治体などから成る団体へのコンサルティング業務をリーダーとして牽引。さらには、配給業者、販売会社、取引業者などへ、パイプラインから収集した容量データを配信する、EDIによるデータ収集システム、データウェアハウス、ウェブ上の配信システムを設計・開発(www.capacitycenter.com)。

NAESB設置に向け、提案書の作成や規制改訂に尽力し、南西部で拡大するシェールガス生産に対応するための大規模なパイプライン建設や、既に建設中のサブラインの複数案件に対し、市場評価、先物取引のベーシスに関するリサーチ、ガス輸送事業者の競合モデリング等に取り組む。

当社の最高経営責任者ピーター・ウェイガンドと共著した画期的な内容のホワイトペーパー(Synchronizing Gas & Power Markets, 2013)や、天然ガスと電力市場の整合性を図るための取り組みの功績により、講演者として人気を博している。また、天然ガス・電力業界の有識者や規制当局からの厚い信頼も得ている。

ピーター・ウェイガンド / 奥山 博司 / ジョン・ブラウン