Peter’s Viewpoint #32
価格プランの新潮流を後押しする電力先物
3/10付け電気新聞記事「東商取電力先物、5月26日から年度物取引」に一言👇
この新商品は理にかなっており、特に高圧・特高需要家とその供給事業者にとって有益である。これらの需要家の大半は、年度末を控えた年始頃に電力購入の契約を締結する。
月毎の変動価格プランよりも、価格管理の保証がある固定価格等の価格ヘッジプランへの関心が需要家側において高まっている。新しいTOCOMの商品はこのトレンドによくマッチしており、流動性の向上と、価格変動型からヘッジベースの価格プランへの移行を促進するはずである。
本シリーズは、業界30年以上の経験を有するスキッピングストーン会長兼CEOのピーター・ウェイガンドによるエネルギー時事コラムです。
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