Peter’s Viewpoint #9
蓄電池の市場参加拡大がもたらすベネフィット
9/19付け電気新聞記事「関電子会社、9月から需給調整市場に参画/卸に加え系統用蓄電池を運用」に一言👇
蓄電池が需給調整市場やJEPXスポット市場、容量市場、先物市場に参加するのは、蓄電池の経済的な実行可能性と卸売市場の流動性向上の両方にとって非常に良い兆候である。 再生可能エネルギーが拡大し続ける中で、デマンドレスポンスや需要家メーターの背後にある分散型エネルギー源も、より大規模にこれらの市場に参加し始めれば、系統バランシングや価格発見(市場取引を通じて商品の「適正な価格」が見つけ出されるプロセス)に大きな差をもたらすだろう。
本シリーズは、業界30年以上の経験を有するスキッピングストーン会長兼CEOのピーター・ウェイガンドによるエネルギー時事コラムです。
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