2/7付け電気新聞記事「イーレックス、家庭向けで定額プラン/4月に投入」に一言? 低圧で固定価格プランを開始したイーレックスに賛辞を贈りたい。海外エネルギー市場の視点から見ても、このプランは非常に人気が出るはずである。米国および欧州市場では…

1/28付け電気新聞記事「[システム改革検証]制度改革案、年内に検討/エネ庁、新会議体を設置」に一言? エネ庁が提案する3つのイニシアティブはすべて、市場の改善と管理のしやすさの向上につながるはずである。FIPが国内の多くの再エネ開発を停滞させていることは明らかであり…

1/21付け電気新聞記事「EEXの電力先物取引高、前年比4倍まで拡大/取引者数90社に膨らむ」に一言? 金融市場の成長を観察するのは興味深い。最初の数年間は、先物や金融取引全般に対する抵抗感があったように思える。その後、東京商品取引所(TOCOM)と…

1/16付け電気新聞記事「東北電力、新幹線に再エネ電気/太陽光由来でJR東とPPA」に一言? まずは、両社におめでとうとお伝えします。以前我々は、国内の再エネPPA市場と法人需要について調査したことがある。結論から言うと、FIT制度の下での再エネ供給量は…

12/27付け電気新聞記事「卸電力取引、エリア制限の設定可能に/内外無差別担保が条件」に一言? 規制当局はまたしても、自由化市場を管理しようと行き過ぎた行為に及んでいる。真に自由化された市場では、価格・立地・電源タイプを決めるのは需要と供給であり、規制当局ではない…

12/27付け電気新聞記事「卸電力取引、エリア制限の設定可能に/内外無差別担保が条件」に一言? 規制当局はまたしても、自由化市場を管理しようと行き過ぎた行為に及んでいる。真に自由化された市場では、価格・立地・電源タイプを決めるのは需要と供給であり、規制当局ではない…

12/18付け電気新聞記事「第7次エネ基、原子力の活用鮮明に/エネ庁が原案、他サイトへ建替容認」に一言? 2040年電源構成見通しにおける原子力の20%は、福島原発事故前の電力供給量の30%を下回ってはいるが、現在の供給量の10%未満をはるかに上回る。20%という目標は…

12/10付け電気新聞記事「JERA、データセンターとPPAを検討/ガス火力新設時に」に一言? JERAは数年前、データセンター開発業者から、発電所の隣接した場所にデータセンターを建設しないかという提案を受けた。当時、JERAがそのアイデアを追求する結果にはならなかったが…

11/27付け電気新聞記事「洋上⾵⼒のFIP価格調整、物価上昇40%まで連動/エネ庁の⽅針」に一言? 洋上風力発電は脱炭素目標の達成に大きく貢献するが、開発者にとってはおそらく最もリスクの高い事業の一つだろう。開発者が5~6%のIRR(内部収益率)のためにこれほど巨額の資本を…

11/21付け電気新聞記事「海底直流送電、コスト上振れに対応/エネ庁、想定費⽤を明⽂化」に一言? この送電網への投資を行う特別目的会社(SPC)のモデルは、米国市場における民間送電会社とやや類似している。SPCへの参加に関心を示す企業が現れるか…