
本シリーズは、電力・ガス業界30年以上の経験を有するスキッピングストーン会長兼CEOのピーター・ウェイガンドによるエネルギー時事コラムです。


#24 コーポレートPPA市場の現状
1/16付け電気新聞記事「東北電力、新幹線に再エネ電気/太陽光由来でJR東とPPA」に一言👇 まずは、両社におめでとうとお伝えします。以前我々は、国内の再エネPPA市場と法人需要について調査したことがある。結論から言うと、FIT制度の下での再エネ供給量は...

#23 なぜ、今新たなLNG基地?
12/27付け電気新聞記事「卸電力取引、エリア制限の設定可能に/内外無差別担保が条件」に一言👇 規制当局はまたしても、自由化市場を管理しようと行き過ぎた行為に及んでいる。真に自由化された市場では、価格・立地・電源タイプを決めるのは需要と供給であり、規制当局ではない...

#22 自由ではない自由化市場
12/27付け電気新聞記事「卸電力取引、エリア制限の設定可能に/内外無差別担保が条件」に一言👇 規制当局はまたしても、自由化市場を管理しようと行き過ぎた行為に及んでいる。真に自由化された市場では、価格・立地・電源タイプを決めるのは需要と供給であり、規制当局ではない...

#21 原子力活用への道筋
12/18付け電気新聞記事「第7次エネ基、原子力の活用鮮明に/エネ庁が原案、他サイトへ建替容認」に一言👇 2040年電源構成見通しにおける原子力の20%は、福島原発事故前の電力供給量の30%を下回ってはいるが、現在の供給量の10%未満をはるかに上回る。20%という目標は...

#20 データセンター稼働に必要なのは?
12/10付け電気新聞記事「JERA、データセンターとPPAを検討/ガス火力新設時に」に一言👇 JERAは数年前、データセンター開発業者から、発電所の隣接した場所にデータセンターを建設しないかという提案を受けた。当時、JERAがそのアイデアを追求する結果にはならなかったが...

#19 道険しい洋上風力発電開発
11/27付け電気新聞記事「洋上⾵⼒のFIP価格調整、物価上昇40%まで連動/エネ庁の⽅針」に一言👇 洋上風力発電は脱炭素目標の達成に大きく貢献するが、開発者にとってはおそらく最もリスクの高い事業の一つだろう。開発者が5~6%のIRR(内部収益率)のためにこれほど巨額の資本を...

#18 海底直流送電プロジェクトへの投資
11/21付け電気新聞記事「海底直流送電、コスト上振れに対応/エネ庁、想定費⽤を明⽂化」に一言👇 この送電網への投資を行う特別目的会社(SPC)のモデルは、米国市場における民間送電会社とやや類似している。SPCへの参加に関心を示す企業が現れるか...

#17 データセンター戦略に見るエネルギーシフト
11/15付け電気新聞記事「米FERC、原子力直接供給を却下/送電網の信頼性懸念」に一言👇 当初数年前から、気候変動への対応、また、企業電力ユーザーの再エネシフトをさまざまな形で後押しする立派な取り組みとして、データセンターが再生可能エネルギーによる電力供給を推進し始めた...

#16 燃料費調整モデルからの脱却
11/5付け電気新聞記事「大手電力中間決算、通期利益は5社で上振れ/『実力値』に差」に一言👇 大手電力は燃料費調整モデルの代替案を検討すべきではないかと思われる。上記の記事によると、燃料費調整が再び財務結果に大混乱をもたらしている...
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