本シリーズは、電力・ガス業界30年以上の経験を有するスキッピングストーン会長兼CEOのピーター・ウェイガンドによるエネルギー時事コラムです。
#7 市場連動型プランの「火薬庫効果」と代替手段
9/4付け電気新聞記事「[新電力は今](3)Looop/『市場連動型』へ切り替え」に一言👇ウクライナ戦争によるLNG価格高騰の煽りでJEPXスポット市場価格が高騰した2022年。このエネルギー危機以降、市場連動型プランを提供する新電力が増加した。これらのプランは...
#6 GX2040ビジョン案の不可解な点
8/28付け電気新聞記事「[GX動向]政府、40年ビジョンのたたき台を提示/電力・通信網を一体開発」に一言👇本ビジョンには、原子力発電の再稼働や、継続的な安全性信頼性 を確保するための高コスト・ハイリスクな取り組みに対する官民プロジェクトへの資金援助など、多くの建設的な提案...
#5 第7次エネ基案の危うい前提
8/19付け電気新聞記事「[エネルギー基本計画]エネ庁/発電コスト、設備の『累積生産』考慮構造改⾰継続」に一言👇再生可能エネルギーの発電コストが時間とともに下がると仮定し、それに基づいて第7次エネルギー基本計画を策定するのは、裏目に出る可能性が非常に高い。海外市場では...