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#18 海底直流送電プロジェクトへの投資

11/21付け電気新聞記事「海底直流送電、コスト上振れに対応/エネ庁、想定費⽤を明⽂化」に一言👇この送電網への投資を行う特別目的会社(SPC)のモデルは、米国市場における民間送電会社とやや類似している。SPCへの参加に関心を示す企業が現れるか…

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#13 インバランス料金見直しの議論が示唆する構造的課題

10/16付け電気新聞記事「監視委、インバランス料金見直しに着手/引き上げ、見解割れる」に一言👇有識者会合の参加者、監視委、大手電力、小売事業者によるインバランス料金に対するさまざまな意見を読んだ限りでは…

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#10 日本の特異な市場構造

9/26付け電気新聞記事「『同時市場』導入を明記/エネ庁検討会が中間報告」に一言👇自由化された電力市場で、スポット市場・時間前市場・需給調整市場が分離されている市場は他に類を見ない。日本は、これらと容量市場が全て異なる組織によって運営されている特異な自由化市場である…

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#6 GX2040ビジョン案の不可解な点

8/28付け電気新聞記事「[GX動向]政府、40年ビジョンのたたき台を提示/電力・通信網を一体開発」に一言👇本ビジョンには、原子力発電の再稼働や、継続的な安全性信頼性 を確保するための高コスト・ハイリスクな取り組みに対する官民プロジェクトへの資金援助など、多くの建設的な提案…

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#5 第7次エネ基案の危うい前提

8/19付け電気新聞記事「[エネルギー基本計画]エネ庁/発電コスト、設備の『累積生産』考慮構造改⾰継続」に一言👇再生可能エネルギーの発電コストが時間とともに下がると仮定し、それに基づいて第7次エネルギー基本計画を策定するのは、裏目に出る可能性が非常に高い。海外市場では…

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#3 FIP事業者に恩恵のない市場構造

8/8付け電気新聞記事「『優先給電ルール』⾒直しの⽅針/FIPの出⼒制御、当⾯回避」に一言👇固定価格買取制度(FIT)モデルの下で再生可能エネルギー設備を建設した開発業者にとって、この案が通過することは、既存プロジェクトのROIとリスクプロファイルの変化を意味する…

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#2 洋上風力入札プロセスに潜む大きなリスク

8/2付け電気新聞記事「⻑崎県江島沖⾵⼒、海外知⾒で地盤克服/調査が最盛期」に一言👇

このプロジェクトには、まだ設計と海洋土木の仕事が残っている。 報告されている潜在的な問題のひとつは海底地盤の固さだが、他にもあるかもしれない…