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#30 電力インフラの資本戦略

2/27付け電気新聞記事「公募洋上風力、容量市場へ応札可能に/『下限』案件を対象」に一言👇 送電などの電力インフラを日本企業の手中に留めておきたいという経済産業省・OCCTOの考えも理解できる。しかし、一方で、日本国内に人材がいなければ資格が得られないということは…

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#28 洋上風力の行方

2/12付け電気新聞記事「洋上風力の価格調整スキーム、公募終了案件も対象」に一言👇 この政策転換は三菱の発表に影響されているのだろうか。その可能性もあるが、いずれにしても良い考えだ。米国やその他の市場のように、経済的理由で洋上風力の開発業者がプロジェクトを放棄し始めた場合…

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#26 新たな電力市場に向けた取り組み

1/28付け電気新聞記事「[システム改革検証]制度改革案、年内に検討/エネ庁、新会議体を設置」に一言👇 エネ庁が提案する3つのイニシアティブはすべて、市場の改善と管理のしやすさの向上につながるはずである。FIPが国内の多くの再エネ開発を停滞させていることは明らかであり…

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#24 コーポレートPPA市場の現状

1/16付け電気新聞記事「東北電力、新幹線に再エネ電気/太陽光由来でJR東とPPA」に一言👇 まずは、両社におめでとうとお伝えします。以前我々は、国内の再エネPPA市場と法人需要について調査したことがある。結論から言うと、FIT制度の下での再エネ供給量は…

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#19 道険しい洋上風力発電開発

11/27付け電気新聞記事「洋上⾵⼒のFIP価格調整、物価上昇40%まで連動/エネ庁の⽅針」に一言👇 洋上風力発電は脱炭素目標の達成に大きく貢献するが、開発者にとってはおそらく最もリスクの高い事業の一つだろう。開発者が5~6%のIRR(内部収益率)のためにこれほど巨額の資本を…

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#12 秘められた日本の再エネ・蓄電池ポテンシャル

10/11付け電気新聞記事「蓄電池・再エネの投資魅⼒度、⽇本『10位』/EYが調査初公表、事業環境を評価」に一言👇 EYはランキングを作成するにあたり、BESS向けの強靭なビジネスケースの構築、技術競争力の維持、最適なビジネスモデル及び資金調達構造の確立、サプライチェーン…

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#11 新たな再エネファンド創出の意義

10/4付け日経新聞記事「⼤阪ガスと三井住友信託銀、年⾦基⾦向け再エネファンド/FIT電源へ投資」に一言👇これは非常に独創的なモデルであり、プロジェクト・ファイナンスを必要としながらも15年以上のオフテーカーを見つけるのに苦労している再生可能エネルギーやBESS…

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#9 蓄電池の市場参加拡大がもたらすベネフィット

9/19付け電気新聞記事「関電子会社、9月から需給調整市場に参画/卸に加え系統用蓄電池を運用」に一言👇 蓄電池が需給調整市場やJEPXスポット市場、容量市場、先物市場に参加するのは、蓄電池の経済的な実行可能性と卸売市場の流動性向上の両方にとって非常に良い兆候…

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#8 スマートメーターが左右する真のネットゼロ

9/10付け電気新聞記事「[グリッドテック・スマートメーター新潮流](2)⽶国、巨額投資が更新後押し」に一言👇 真にネットゼロを達成するためには、送配電網への需要家参加をより深いレベルで実現する必要がある。欧米で普及し始めているビハインド・ザ・メーター…

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#6 GX2040ビジョン案の不可解な点

8/28付け電気新聞記事「[GX動向]政府、40年ビジョンのたたき台を提示/電力・通信網を一体開発」に一言👇 本ビジョンには、原子力発電の再稼働や、継続的な安全性信頼性 を確保するための高コスト・ハイリスクな取り組みに対する官民プロジェクトへの資金援助など、多くの建設的な提案…